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 国民民主党文部科学部門は1日、2回目となる「9月入学検討ワーキングチーム」を開催した。会議には約20名の国会議員が参加し、9月入学・9月新学年とする場合の法律や関連する制度上の課題について法制局から説明を受けたのち、協議をおこなった。

 冒頭、城井崇WT座長は、「子どもの学びの継続、学びの遅れを取り戻すことが重要。学びの保障をおこなう手段がさまざまある中で、学事暦の後ろ倒しについて検討し、公平な機会の確保等の観点から法律、ルールの課題について検討したい。政府内で9月入学に向けた論点整理、連休明けの本格議論開始と報道されており、党としての提案を取りまとめ示していきたい」とあいさつした。

 会議終了後、城井座長は記者団にワーキングチームとしての提言を説明し、「学事暦の後ろ倒しの最大のメリットは公平な教育機会の確保ができることだ。急な変更による影響への不安の声が届いているが、影響を最大限緩和する対応が当然必要だ。子どもたちの公平な教育機会確保のためにできることを尽くすという思いで、注意点をまとめた」と語った。

 PDF「「9月入学・9月新学期」案に関する提言」「9月入学・9月新学期」案に関する提言


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