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 国民民主党男女共同参画推進本部は1日、NPO法人しんぐるまざあず・ふぉーらむの赤石千衣子理事長を招いて、養育費の確保策とコロナ禍でシングルマザーがおかれた状況について意見交換をおこなった。

 徳永エリ男女共同参画推進本部長は冒頭、「養育費の確保策について、私たちは半年以上議論し、条文化まで進めてきた。これを共同会派で審査していただいて、できれば今国会中にも提出していきたい。当事者の皆さんの声を聞いておられる赤石理事長から率直なご意見をいただいて、より良い案にしていきたい。先日も、コロナ禍におけるシングルマザーや子どもたちの厳しい現状を伺って、胸が詰まるような、涙が出るような思いをした。電気も水道も通信もすべて止まってしまっているとか、子どもが小さいからなんとかなっているけど、1束のそうめんを分け合って食べたとか、厳しい現状があるので、私たちも頑張って支えていきたい」とあいさつした。

 会合では実効性ある養育費の確保策や、今回の特別定額給付金でも明らかになった別居中の夫婦をめぐる問題、食品を必要とするひとり親家庭等に対する支援などについて、意見が交わされた。