共同会派厚生労働部会

 国民民主党含む共同会派厚生労働部会は30日、新型コロナウイルス対策について厚生労働省からヒアリングした。出席議員からは小学校等の臨時休業で有給休暇を取得させた場合に事業主に支払われる「小学校休業等対応助成金」について、雇用調整助成金のように個人でも申請できることを検討するよう提案が出た。

 ヒアリングでは、政府から配布された布マスクの契約書の内容や配布したが戻されたマスクの枚数など前回質問があったことについて厚生労働省の担当者が回答をおこなった。

 他に3月からの学校臨時休校の影響を受けて、真夏である8月にも授業がおこなわれ給食の調理される可能性があることから、給食の食中毒防止、調理施設で働く労働者の安全衛生の観点から指導すべきであるという指摘についての回答や、今後抗原検査をどのように進めていくのかについて回答があった。

 学校給食については、文部科学省から食中毒の予防を周知徹底するとの回答があったが、田村まみ参院議員は、「8月の平均気温が特別高いという認識が読みとれない」とより一層の対策が必要ではないか指摘をした。