野党国対委員長らは31日午前、前日の野党党首会談の合意を受け、憲法第53条に基づく「臨時国会召集要求書」を大島理森衆院議長に提出した。国民民主党からは原口一博国会対策委員長が出席した。要求書には、立憲民主党、国民民主党、日本共産党、社会保障を立て直す国民会議及び社会民主党の衆院議員131人が名を連ねた。
終了後、国対委員長らは記者団の取材に応じ、安住淳立憲民主党国対委員長は「いま我が国は未曾有の危機の中にある。この国難において、さまざまな政府の新型コロナ対策についての議論を国民の前でしっかりとしていくことが国会のなすべきこと。国会を開かない理由が分からない」と述べ、新型コロナウイルス対策、豪雨災害への対応のため臨時国会の早期召集を求める要求書の趣旨を説明した。