古川元久代表代行は30日、静岡県内で開催された全国電力関連産業労働組合総連合(略称:電力総連)の加盟組合である東京電力労働組合(以下、東電労組)の第64回定時大会に出席し、党を代表してあいさつを行った。
古川代表代行は国会のペーパーレス化を進めるための衆院規則改正に関する衆院本会議の採決に出席していたため、大会に遅参したことを陳謝した上で、「この規則改正は国民民主党が懸命に取り組んでいる国会改革の一環。国民の皆さまに国会への信頼を取り戻していただけるよう、真に役に立っていると実感してもらえるような国会運営を積み上げて参りたい」と説明した。そして「昨今、自然災害が頻発しているが、被災者にとって電気が通っていることが一番の安心。組合員の皆様におかれては強い使命感を持ち全国に電力の安定供給のために昼夜問わず働いていただいていること、とりわけ東京電力の皆さまは、不幸な福島原発事故に際してその責任を果たすため、廃炉、賠償、除染、復興にご尽力いただいている」と敬意を示し、「私たちは生活の糧になる電力の安定供給維持のため、現実的中長期的なエネルギー政策を打ち出していく。皆さまには現場で働いている立場から貴重な提案をいただいて、われわれの政策に反映していきたい」とあいさつした。
大会には東電労組の組織内議員でもある党総務会長の小林正夫参院議員と電力総連組織内の浜野喜史参院議員も出席し、今夏の参院選で再選を期す浜野議員の必勝セレモニーも行われた。
本大会で坂田幸治中央執委員長は退任し、竹詰仁事務局長が中央執行委員長に就任することが確認された。